大日如来坐像
立体を多面体に変換したポリゴンで作られたリアルなペーパークラフトがあるのを見つけ、作ってみようとキットの本を購入し挑戦した。リアルさを出すにはより小さな平面をつなげる方が良いのだが、それは平面パーツを際限なく糊付けすることになる。本を手に取って中を見て、「マジかよ!」と絶句。秀逸なのは両面に印刷されており切り出したパーツは裏側でも把握できることだ。
ポリゴンの繋ぎ合わせはご覧の通り、狂気の沙汰の接着作業、しかもあまりにも切り口が多いので切断面はその都度同じ色で塗っていく。右は頭頂部内面、左は足の指。
オリジナルのままだと大きいモデルゆえ強度がなくベコベコ。そこで指先を除く全ての裏面に細川紙を短冊状にして裏打ちとして組立時に少しずつ貼り付けた。これでしっかりしたモデルになった。(裏打ちのハリボテを作った!)
宝冠だけでも何日かかったことか・・・完成すると凛々しい姿に。 単なるペーパークラフトではなくなってしまう域。(ハリボテ仏師?)
完成してみると、
・・・まだ足りないものが。
あとは「光背」が必要ですね。