いろりテーブル

 我が家の庭先にはコールマンのホールディングテーブルが長い間鎮座している。プラスチック部分が紫外線劣化し、ショックコードは伸びてしまい、ちょっと危ない状態になっているので更新することにした。上から自在が吊り下がっているので同じ位置、同じ大きさが条件。

After

制作記

 今までは真ん中に小さなバーベキューコンロが入る大きさで、しかも鉄板製なので何度か使用していると塗装がハゲ、そのうち錆てボロボロ、しょうがないので大きさに合わせてぴったりの囲炉裏を作ってきた。今回は囲炉裏をちょっと大きくしたのが唯一の改善点。デザインが決まったら板取図と部品表。買い出しに行って作業開始。

天板

繋ぎ合わせて正方形の天板を作る。ビスケットジョイント。この後の工程は2方向を一度に接着するので慎重に作業。

組立

天板補強部材(裏打ち)と脚を組み立ていく。

囲炉裏

中央に囲炉裏の灰箱を設置する。焼き網が最上面になるように灰を入れるのだが、容量が大きすぎて信じられない量を入れることに。もっと底を浅くして良かったのではと反省。しかしながら熱に対しては許容値の大きくなったのではと思う。

断熱板

ケイカル板を断熱材として貼る。

銅板

内面仕上げに銅板を貼る。

世界情勢からか、銅価格めちゃくちゃ高騰しておりここでも信じられないくらい一番高額な部材となる。

塗装

せっかくの綺麗な木目だが、屋外なので保護塗装をした。