うごくおもちゃを作った時のあまり板を刻んで作っています。基本は「えとかざり」です。毎年楽しみにしている人が増えてきて、いまでは40個近く作って差し上げています。趣味の押し売りになっている部分もありますが、暇人だからなし得る事です。
   
  2008 ね      戊子:つちのえね

ねずみ一家

5匹の親子。どこかのデザインで作りました。(著作権侵害の恐れ!:といいながら掲載)十二支のスタートにあたりここから「えとかざり」が毎年作られることになった。

  2009 うし     己丑:つちのとのうし
のんびり草を食む古典的な牛を切抜きで、模様の黒色部分を切り抜いた後焼いて色づけ。まさに立つジグソーパズルです。バーニングペンの跡がちょっと見苦しい。
  2010 とら     庚寅:かのえとら

ピーピングタイガー

テーブル越しに覗き見している子虎をデザイン。少しは「かわゆさ」が出せたかな・・が自己満足評価。作るにはテーパーカットで中のパーツに段差を作り上げ立体的に。また焦がすことにより色づけとしました。

2011 2011 う     辛卯:かのとのう

ラビット

切り抜き部に色粘土で色づけをしてみました。裏面から反転した形状を選ぶことができます。

パッケージデザインも富山の鱒寿司風(あるいは石鹸箱)。

  2012 たつ     壬辰:みずのえたつ

皇帝の龍

龍を前からのモチーフにしてみました。イメージの原型は中国明時代の皇帝が着た黄色の服にあった刺繍。今回のデザインは右に玉、左前脚は前に突き出す迫力を持たせています。目と口に着色し、立体感を強調させるアクセントにした。背景はこのパッケージ。

焼印を彫金により自作し押してみました。焼け具合のコントロールが難しい。何か分からないが一応様になるものになった。

  2013 み     癸巳:みずのえたつ

ウロボロスの蛇

永遠・輪廻・完全を象徴的にあらわす尾を咬む蛇。ギリシャ神話からデザインを持ってきました。ひねって固定する事により頭と尾の部分の立体感を出し、舌を着色する事によりアクセントとしました。目はアルミパイプで銀色に輝く様にしています。

  2014 うま     甲午:きのえうま
頭の部分が一番デザインしやすく、作るのも簡単。それなりに見映えもするし・・・と。ひたすら年末に40個近く作りました。あとは焼印を押して出来上がりです。
  2015 ひつじ    乙未:きのとのひつじ
ひつじは「もこもこ」と「巻角」。その2つをシンプルにまとめました。今回も40個程度製作。
  2016 さる     丙申:ひのえさる
テーパーカットでエンボスの顔を作りました。白木と久米蔵油仕上げの2種類。やはり例年通り40個程度の制作。その他「五郎丸猿」も作りましたが世相に迎合し過ぎなためここには掲載せず。
  2017 とり      丁酉:ひのとのとり
風見鶏:こんなに作って、どこの風を読むのだろうか?みんなで同じ方向を向くのは壮観だろうが、てんでんばらばらの方向をそれぞれが向いてくれるのが制作者の希望。ひたすら切って、色付けして。
  2018 いぬ     戊戌:つちのえいぬ
「豆柴後姿」と銘打って、一番簡単な切り抜き作業。犬のシルエットはやはり芝犬限ります。本当に愛らしく、また尻尾の丸まったあたりは完璧。初めはバーニングラインに沿って切り抜いていたが、正面にフェルトペンで顔をかけるようにバーニングペンで焼きました。
  2019 い      己亥:つちのとのい
単純な直線切り落としで猪をデザイン。つくづく眺めていたら花札の猪鹿蝶のいのししだ。おしりに「行」の焼き判で量産!
  2020 ね      庚子:かのえね
この年は多忙を極めたので、鼠集団の写真を撮り損ねた。単純形状にすべく、左が本採用!!
  2021 うし     辛丑:かのとのうし
ちょっと手の込んだ牛顔にした。これを胴体にはめ込んだ全体像も作った。時間があったので昨年の反動。
  2022 とら     壬寅:みずのえとら
テーパー3段仕上げ。郵送するのに高さ規制をうまく切り抜ける手法。正面から見ると立体感はないがまともな虎顔、斜め横から見ると顔のディテールが・・。どれにしても妥協の産物。
  2023 う     癸卯:みずのとのう 
テーパー部分に色を差して、今回はエンボス固定なのでお尻は削って厚さは小さくした。(郵送対策)ラビットはあのラビットのエンブレム。わかる人は少なくなった昔の思い出。(エンボスは「さる」で経験済み)
  2024 たつ     甲辰:きのえたつ