可動囲炉裏(大型火鉢)制作

底構造

まず底板構造を「野縁(のぶち)」で作る。文字どうりこれが今回の基本構造。

底板

底構造フレームの上に底板。その上に断熱材としてケイカルボード(ケイ酸カルシウム板)。

側板と底構造

底板を張ったあとから側板を固定。その際天板押さえを兼ねた持ち運び用取っ手をつける。これで、灰が入った状態でそおっと持ち運びができる状態となった。

天板ベース

側板の周りに嵌め込むように木組みをした構造材を作り天板固定のベースとした。

仮組み立て

しっかり固定できることを確認し、脱着や基本構造の確認をしてみた。天板はヒノキの再生なので表面を焼いて仕上げてみた。鉋がけの稚拙さ対策と材がもともと薄いのでこれ以上削るのは得策ではないとの判断から。

一応完成

ところが真ん中のふた固定方法がうまくいかない。

ふた固定構造

四隅に新たな出っ張りを作って、ここに収まるようにした。

ふた付き囲炉裏の完成

これで、やや大きいものの普段使いのテーブル機能が完成した。

 

   
和風でいいでしょ!